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2019年12月18日 [FAQ]

ゴミ屋敷に住み続けるリスクは?

2年前に母が亡くなり、家事が一切できない父を長男である私が引き取ることに、兄弟で話し合って決めたのですが、これまで暮らしてきた家を離れるのは嫌だと言い張って、現在も一人暮らしを続けています。
私も妻も仕事を持っていて、他の兄弟も忙しいので、なかなか父の面倒をみることができなくて、たまに様子を見にいっても忙しいのに来なくていいというのでしばらく放置していたのですが、先日久々に実家を訪れると、家の中がかなり散らかっていて、ゴミもかなり溜まっていたので片付けようとしましたが、自分でやるから大丈夫だと言われてしまいました。
すでにプチゴミ屋敷状態なので、このままにしておくと悪臭や害虫などの被害が出るかもしれないと心配だし、本当のゴミ屋敷になるとご近所迷惑になるので、業者さんに依頼しても何とかしたいのですが、父を説得するためにも、ゴミ屋敷に住み続ける重篤なリスクについて教えて欲しいので、どうかよろしくお願いいたします。


いろいろな病気を引き起こす原因となります。


何よりも、ゴミ屋敷は人間の体に大きな悪影響を与えてしまうとされています。
ゴミ屋敷にはいろいろな感染症の原因をつくる要素があり、ホコリやカビなどは感染症やアレルギー疾患を引き起こす要因となります。
長く掃除をしないでゴミを放置しておくと、部屋中に数え切れないほどのカビの胞子が充満してしまいます。
カビはごくわずかな汗や、手垢などが付着したカップやガラスなどからも発生します。
湿気が多い浴室や、エアコンの内部を長く掃除しないと、大量のカビが繁殖する恐れがあり、エアコンを使用することで、室内にカビの胞子が拡散されて、アレルギー疾患を発症する確率が非常に高まります。
ゴミを溜め込んでいるとホコリも増えますが、ホコリはダニの餌にもなって、慢性鼻炎を引き起こす大きな原因になります。
肉体的な病気以外にも、ゴミ屋敷の中にいることで、精神的な疾患を引き起こす可能性も高くなります。
急にゴミ屋敷化した場合にも精神疾患が疑われますが、ゴミの中で暮らすことにより、うつ病を発症してしまうことも多いと言われています。
その詳しい原因は解明されていませんが、荷物やゴミが散乱した環境にいることで、心と身体のバランスを崩してしまうことは、誰でも容易に想像できるのではないでしょうか?

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