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2019年10月23日 [FAQ]

ゴミ屋敷を放置しておくリスクとは?

両親が亡くなり、一人息子の私が実家を相続しましたが、家の中はほとんどゴミ屋敷状態で、それを何とかしないと売りにも出せないし、思い出が一杯の家を手放すことにもまだ抵抗があるので、今も税金をきちんと納めて、実家は空き家のままにしています。
2?3ヶ月に一度は、浮浪者などに住みつかれてもいけないし、空き屋のままにしていると家が痛むということなので、空気の入れ替えをしに行っていますが、毎回足の踏み場もない家の中をどうにかしなければいけないと思いつつ、多少のゴミを妻や子供たちにも手伝ってもらって家に持ち帰ってきて、ゴミの日に捨てているだけの状態です。
もう何度もこの作業を繰り返していますが、見た目では全く変化が見られなくて、どうしたものかと思っていましたが、こないだそのことを久しぶりにあった大学時代の友人に話すと、空き家をそのまま放置しておくと、リスクしかなく自治体から大金を請求されることもあるので、一刻も早く対策した方がいいと言われました。
ゴミ屋敷の実家を空き家にしていることで、起こるリスクについて教えてください。


回答

解体費用の負担と税金が数倍になる危険性があります。


空き家の実家をゴミ屋敷状態のまま放置しておくと、「特定空き家」に指定される可能性が高くなります。
これは各自治体が強制代執行を行使することのできる空き家のことで、強制的に実家が解体され、その費用を請求される場合があります。
実際にこれまで「特定空き家」に指定され、強制解体された事例は数多くあります。
空き家の解体費用は、1坪あたり3万円以上もするとされていますし、鉄筋コンクリートの建物や、坪数が大きくなると、100万円を大きく超える負担が、いつ急にのしかかってくるか分かりません。
ゴミ屋敷の老朽化した空き家を放置しておくと、特定空き家に指定されて家を解体されてしまう以外にも、固定資産税が6倍にも跳ね上がる可能性もあります。
空き家でなくても戸建て住宅には、固定資産税や都市計画税がかかっていますが、通常は土地の面積に応じて、固定資産前の額が軽減されます。
しかし、特定空き家に指定されることで、軽減措置は受けられなくなり、解体費用を負担するだけでなく、高額な税金を徴収されるダブルのダメージを負わなければいけない可能性が出てくるのです。
思い出のある家を残すよりも、ゴミ屋敷を早めに整理して、売りに出すことを早めに決断した方がいいかもしれません。

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